MY Collection Room Page アルバム編 (ヤ~ )
・『RISE TO GLORY -8118-』
・『ROCKSHOCKS / ロック・ショックス』
※下の方にあります。 ちょっと頑張って探してください。
いかなる苦境の時も前進と再生を諦めなかったシンガー、二井原実が「音楽」「家族」......すべての"真実"を語る。
ヘヴィ・メタル/ハード・ロック・シーンを支え続け、今なおトップに君臨するLOUDNESSのヴォーカリストとして知られる
二井原実が、自身の音楽遍歴とともに、プライベートも交えながら、これまでの歩みのすべてを紐解いていく待望の書籍、
それが『二井原実 自伝 真我Singer』です。
本書では、これまであまり詳細に語られなかった、LOUDNESSとの別離にまつわる衝撃の真実を始め、ソロ・ヴォーカリスト、
DED CHAPLIN、SLYといった華々しいバンド活動の裏で常に抱え続けた"喉のトラブル"という苦しみ、
"音楽活動からの引退"を考え転職活動をした日々、結婚生活と離婚、そして家族との絆など、
あらゆる視点からの"知られざる二井原実の姿"が克明に記された、まさに注目の一冊となっています。
さらには幼少期の初公開写真やシンガーとしての喉のケア、ボイス・トレーニングに対する考えや、
愛用している機材(イヤーモニター、ギター、サングラス、ほか)の解説なども収録するなど、
ここでしか読めない二井原実の世界が収録されています。
『二井原実 自伝 真我Singer』

著者:二井原実
価格:本体1,800円(+税)
発売:2018年3月12日
仕様:四六判/232ページ(予)
発売:リットーミュージック
ISBN 978-4-8456-3211-4
![]() 二井原実 自伝 真我singer / 二井原実 【本】 |
CONTENTS
第1章 誕生前夜~THE BIRTHDAY EVE
第2章 アメリカへ~THUNDER IN THE EAST
第3章 決別~DREAMS OF DUST
第4章 再会~SUN WILL RISE AGAIN
第5章 そして未来へ~RISE TO GLORY
第六章 そして未来へ~RISE TO GLORY
第七章 家族よ~ONE
付録:幼少期からのグラフ、マイクなどの機材コレクション、ヴォーカリスト達へのアドバイス、レコーディング・データほか

2010年12月25日、26日の2日間のにわたって開催されたVOW WOW再結成ライヴ「ヴァウの総て-All About VOW」のBlu-ray映像作品のリリースが決定しました。
1983年12月24日、VOW WOWは新宿コマ劇場でデビューLIVEを飾りました。BOW WOW名義で。
まるでLED ZEPPELINがNEW YARDBIRDS名義でデビューギグをおこなったように。来年そのデビューLIVEから35年になります。
その35周年を祝うプロジェクト第1弾として、2010年12月25日、26日の2日間行われた再結成コンサートを完全収録したBlu-ray2作品を今年12月24日に発売します。
当日のチケットは争奪戦となり即完売、すぐにプレミア・チケット化。
伝説として今もなお、語り継がれる二日間の全演奏曲の一部始終を余すところなく収録したBlu-ray映像作品。
VOW WOW are...
Vo:人見元基
G:山本恭司
Key:厚見玲衣
Ds:新美俊宏
B:Gregg Lee
ブリッジ通信販売サイト
BRIDGE-258【BLU-RAY+CD-ROM】
2017.12.24
『ヴァウの総て-All About VOW 第一幕~渡英前@SHIBUYA-AX 2010/12/25』

HURRICANE
DONCHA WANNA CUM
ROCK YOUR CRADLE
LOVE WALKS
STAY CLOSE TONIGHT
Cry me a river(Vocal solo)
Keyboard solo
SIGNS OF THE TIMES
Kyoji's Guiter solo 2010
SIREN SONG
DON'T TELL ME LIES
SNOW FLAKES~PAINS OF LOVE
NIGHTLESS CITY
YOU'RE THE ONE FOR ME
SHOCK WAVES
GO INSANE
SHOT IN THE DARK
TOO LATE TO TURN BACK
ROCK ME NOW
BRIDGE-259【BLU-RAY+CD-ROM】
2017.12.24
『ヴァウの総て-All About VOW 第二幕~渡英後@SHIBUYA-AX 2010/12/26』

INTRODUTCION~SOMEWHERE IN THE NIGHT
TELL ME
HELTER SKELTER(The BEATLES)
MOUNTAIN TOP
I'VE THROWN IT ALL AWAY
DON'T LEAVE ME NOW
A song for you(Vocal solo)
Keyboard solo II
TURN ON THE NIGHT
Kyoji's Guiter soloⅡ 2010
YOU GOT IT MADE
GO INSANE
CRY NO MORE
DON'T TELL ME LIES
NIGHTLESS CITY
YOU'RE THE ONE FOR ME
HURRICANE
SHOT IN THE DARK
ROCK ME NOW
待望の新作ミニ・アルバム!!

女性Vo:Yukaの伸びやかなハイトーンと、更に叙情味を増したサウンド…
ファンタジックな世界観を誇るシンフォニック・メタル・バンド…待望の新作ミニ・アルバム!!
2011年春頃から、X.Murai(Key)、Mizuno(G)、Tam(Ds)がシンフォニック・メタル・バンドの結成を計画、
バンド仲間であったYasu(B)を誘う。その後オーディションでYuka(Vo)が加入、現ラインナップとなる。
Yukaはそれまでのバンド経験がなかった為、準備期間を経て、2013年1月よりAdrasteaとして活動開始。
同年11月には早くも、スペインのDARK MOOR名古屋公演のオープニング・アクトに抜擢。
これを機に多くのメタル・ファンの目に触れることとなる。
2014年6月1日には、バンド初の正式音源となる1st シングル「SLEEP OF INSOMNIA」を自主リリース。
この音源発売に伴い、東京・大阪・京都・滋賀 等でライヴを行なう。
2015年1月には、イタリアのSECRET SPHERE名古屋公演のオープニング・アクトとして出演、
また2016年2月には東京・吉祥寺クレッシェンドで、同3月には名古屋タイトロープで、
それぞれ3マンでのライヴを敢行した。
2016年6月24日、Black-listed Recordsより、フル・アルバム「The Ruins Of Reminiscence」をリリース。
その後、この音源収録曲を軸としたライヴ活動を精力的に行ない、着実にステップ・アップを重ねていき、
2017年にはKAATO、Cain’s Dinasty、TEMPERANCEといった海外アーティスト達と共演。更に活動の幅を広げていった。
同年7月には東京のサーキット・イヴェント「REINCARNATION Vol.1」に出演、
また、同年12月には大阪の新しいメタル・イヴェント「METALESQUE 1」に出演するなど、
多くのメタル・ファンの目に触れる機会を得て、シーンでの認知度は確固たるものとなった。
そして2018年2月23日、Black-listed Recordsより、新たに1st ミニ・アルバム「Pathetic Bluemoon」をリリース。
豪華で壮大なシンフォニック・サウンドに加え、更に叙情的なメロディーを魅力として解き放っていく。
<バンド自身による「Pathetic Bluemoon」収録曲解説>
1. Pathetic Bluemoon
哀しげに月が語りかける。見る角度によって印象を変えるその姿は、時に荒々しく、時に切なく、
いくつもの感情を映し出し、目まぐるしく物語を紡いでゆく。青白く輝く月の美しさ、優しさ、そして不気味さ。
全てを凝縮したインスト曲です。神秘の光に映し出されていく物語の世界へと引き込む1曲となっています。
2. Birth of Alect
復讐の女神エリーニュスのうち、「止まない者」の意味を持つ女神をモチーフとした曲。
純粋さ故の破壊衝動の芽生えを描きました。クワイアの洪水は、
邪悪な心に支配されていくのを止めることができない彼女の心の叫びを表しており、
何者にも止めることのできない怒りの女神の誕生を告げています。このミニ・アルバムのリード曲として相応しい、
美しさと攻撃性を兼ね備えた曲です。
3. Twilight Cat
夕陽と猫をモチーフとし、人生の虚しさと優しさを描いた作品。孤独や闇を愛する猫の孤高の生涯。
その最期の瞬間に、ずっと認識できなかった夕陽の「赤」に包まれるラストは、
絶望や諦めとともに生きてきた生涯に救いを与えています。猫が優雅に飛び跳ねるようなイントロや、
夕焼けのように優しく暖かくキーボード・ソロに寄り添うベース・ラインはこの曲の聴きどころの1つです。
Metal bless JAPANチャリティー・アルバム第3弾「KEEP ON FIGHTING」にて既に音源化されていますが、
コーラスの変更など大幅にリアレンジし、パワー・アップした内容となっています。
4. Latent blaze
かつては愚かな王だった男が、呪われた王国を救うため真実の光を見つけ出す話。
たった1つのまっすぐな気持ちが、どんな悪にも打ち勝つのだという強いメッセージを込めました。
5. The Flag of Prayer
「まっすぐ自分の信じた道を進んでいこう」という、1stシングル作成当時の自分の気持ちを
メッセージとして込めた作品です。「奇跡は自ら起こすもの」とのメッセージを込めて、
「オズの魔法使い」の登場人物をモチーフとして各所に散りばめています。
1stシングル「SLEEP OF INSOMNIA」収録時よりもクワイアをグレード・アップさせたことで、
一層華やかなサウンドになりました。
6. Wind Transporter
全ての命が生まれ、また還ってくる場所。其処で新しい命を相応しい場所へと送り出し、
使命を終えた命を迎える役目を担う守り人を描きました。自身は移ろわない存在故に、
移ろいゆく命ひとつひとつに尊さを感じ、慈しみを込めて「風」に例えて語りかけています。
ラストの哀愁と勇ましさを感じさせるクワイアは、是非ともライヴで大合唱したいところです。
BLRC-00105
2018.02.23
『Pathetic Bluemoon / パセティック・ブルームーン』

1. Pathetic Bluemoon
2. Birth Of Alect
3. Twilight Cat (Album Version)
4. Latent Blaze
5. The Flag Of Prayer
6. Wind Transporter

美しきシンフォニック・メタル・バンドCROSS VEIN、世界中のクサメロファンが待ち望んだ
3年振りとなるニューアルバム「Gate of Fantasia」。
2017年に現在の6人体制となったバンドの勢いはより一層に増し、新境地へと足を踏み入れた入魂の一作である。
妖艶な美貌でメタル・シーンの新たな歌姫と呼ばれるJULIAの女神を彷彿させる歌声と
演奏陣の高度なテクニックも随所に散りばめられ、聴く者を魅了してやまない。
プロデューサーにはHIZAKI(Versailles/Jupiter)を迎え、より重厚なシンフォニックなサウンドとなっている。
気高き貴族たちの耽美な旋律は、限りない幻想(ファンタジア)の世界へと貴方を誘うであろう。
ZRCV-1801
2018.03.21
『GATE OF FANTASIA / ゲート・オブ・ファンタジア』

1.Tales of Departure
2.Graceful Gate
3.隠されしエデン
4.Masquerade~交響曲第25番~
5.Immortal Beauty
6.Led Moon
7.fate
8.星屑の軌跡
9.Wonderous Nightmare
10.Brilliant Star
11.最果てのオリゾン
CV-002【CD+Inst CD+LIVE & MV DVD,OFFICIAL ONLINE SHOP受注生産限定盤】
『Gate of Fantasia』
[Disc CD1;Gate of Fantasia]
1.Tales of Departure
2.Graceful Gate
3.隠されしエデン
4.Masquerade~交響曲第25番~
5.Immortal Beauty
6.Led Moon
7.fate
8.星屑の軌跡
9.Wonderous Nightmare
10.Brilliant Star
11.最果てのオリゾン
[Disc CD2;Gate of Fantasia -Instrumental Ver.-]
[Disc DVD;LIVE & MUSIC VIDEO
-LIVE- Theater of CROSS VEIN ~The Next Stage~ 2017.12.29 Star lounge]
・Split the Darkness
・Masquerade~交響曲第25番~
・最果てのオリゾン・隠されしエデン
・Brightest Hope
-MUSIC VIDEO-
・The Revival ・Graceful Gate
光速ギターと叙情的メロディの融合、ネオクラシカル・ヘヴィ・メタルの極地、ここに見参!!

光速ギターと叙情的メロディの融合、ネオクラシカル・ヘヴィ・メタルの極地、ここに見参!!
2009年に東京で結成され、多くの国内外ミュージシャンとも共演しつつも、独自のDIVINE WIND節を展開。
Yngwie Malmsteen、Vitalij Kuprijを敬愛し、ヨーロッパの叙情的な
ネオクラシカル・ヘヴィ・メタルを踏襲しつつも、スラッシュ、デス・メタル辺りからも影響を受けた楽曲を多数収録。
BPM370相当の高速ギターソロ&ドラミングとハイトーン・ヴォーカルを武器に、
スピード・メタル、バラード、インストゥルメンタル等、
至高のネオクラシカル・ヘヴィ・メタルを存分に堪能できる渾身の3rdアルバム。
ULMT-0011
2018.04.11
『Triple Cross / トリプル・クロス』

曲目未定
METALBASTARDの1stミニアルバム。
METALBASTARDの1stミニアルバム。
暗黒軍団から侵攻された中つ国(Middle Land)のMetallicana村に住む主人公と
その仲間の戦いと絆を唄ったコンセプト・アルバム。
日本の凄腕ドラマーをスペシャル・サポートとして招聘し、80年代後半から90年代前半頃の
スラッシュ/パワー・メタル・サウンドを現代風にアレンジしたサウンドを聴かせる。
CDのみサポート・ドラマーのドラムソロ音源を収録。
「音楽に年齢は関係ない」「好きな音楽ができればそれでいい」 をモットーに2017年1月に結成。
Thrash/Power/MelodicSpeed METALをこよなく愛するメンバーが集結。
活動開始までの1年の間にレコーディングを重ね、活動前に 1st miniALBUM を発表。
2018年1月から1st miniALBUMを引っ提げて活動を開始する。
METALBASTARD are...
Vo:Kyon
G:Katsu
G:Taka
B:Mako
Ds:Support(募集中)
MGMB-0001
2018.01.26
『暗黒軍団の侵攻 Invasion of a Darktroop / インヴェイション・オブ・ダーク・トゥループス』

1. 物語 - Prologue
2. 進撃
3. 使徒
4. 戦慄
5. 死壁
6. 反逆
7. Attack of the Darkness
8. Envoy of Destruction
9. Battle of Fear
10. Wall of Death
11. Bastard of Rebellion
12. 雑賀泰行 (form CIRCLE)
13. 湊谷充 (タケバン/Different Act)
14. 菅沼孝三 (手数王)
15. 秋田浩樹 (兀突骨/GAUNTRET)
16. 一(hajime) (HEXVOID)
2000年代に活動し、2枚のデモ作品をリリースしていたメロディック・デス・メタル・バンドが
遂に1stフルアルバムをリリース!
90年代後半~2000年代前半の北欧メロディック・デス全盛期を思わせる、
煌びやかなキーボードをフィーチュアして疾走しまくる北欧直系メロデス・サウンド!
初期CHILDREN OF BODOM、NORTHER、KALMAH、ETERNAL TEARS OF SORROWや、
初期BLOOD STAIN CHILDファンなどは涙腺決壊必至の1枚です!
2曲のシンセ・アレンジで、BABYMETALや矢島舞依などの楽曲アレンジを手掛けた教頭が参加。
ジャケデザインは、元SERPENT~Veiled in ScarletのKeija(Ds,Key)。
RETS-5
2018.03.21
『Earth Scream / アース・スクリーム』

1. Unchain My Spirit
2. Death Bringer
3. Deadly Drowned Desperation
4. The Gate to My Funeral
5. Everlasting Revenge
6. The Anthem to the Dead Warrior
7. Earth Scream
8. Hollow Life
9. The Symphony of Tragic Sorrow
10. Evil Crusade
国内HM/HRバンドに特化した別冊、復活第4弾登場!
BURRN! JAPAN Vol.10<シンコー・ミュージック・ムック>が1月31日に発売!!
『BURRN! JAPAN Vol.10<シンコー・ミュージック・ムック>』
![]() 【1月31日発売予定・予約受付中♪】ムック BURRN! JAPAN VOL.10 |
発売日:2018/01/31
サイズ:A4判
ページ数:160ページ
ISBN:978-4-401-64565-7
<巻頭特集>
高崎 晃
デビュー40周年、前人未到の領域へと突き進むギター・ヒーローに肉薄!
<その他の登場予定アーティスト>
SCHEHERAZADE
山水館&ACTION
TERRA ROSA
DEAD END
TERRA ROSA
44MAGNUM
ZIGGY
陰陽座
OUTRAGE
UNITED
島 紀史
VERSAILLES
COLDRAIN
IN FOR THE KILL
SURVIVE
SILEX
前作『FLOWER』(2014年)より4年ぶり、新たなる境地に辿り着いたフルアルバム『こわれはじめる』が遂にリリース!
前作『FLOWER』はex.HELLCHILDのTSUKASA氏加入後の初のフルアルバムであり、
自身を更新し続けるSWARRRMというバンドを更に上のレベルにまで押し上げた傑作だった。
しかし、そこで立ち止まることはなく『FLOWER』発表以降もバンドの勢いは益々加速し、TERROR SQUAD、DISGUNDER、
killieと言った国内音楽シーンのアンダーグラウンドの重要バンドたちと次々とスプリットをリリースしていく。
それらの音源でも自身のサウンドを更新していこうという意志を確認できるが、特筆すべきはkillieとのスプリット
『耐え忍び霞を喰らう』(2018年)である。収録されている「愛のうた」「あなたにだかれ こわれはじめる」という2曲は、
これまで以上にTSUKASA氏の"歌"がフィーチャーされ、グラインドコア/激情ハードコアという括りではもはや語りきれない、
バンドが新境地へ辿り着き、自身のオリジナリティを更新/再定義したことを示す名曲だ。
本作『こわれはじめる』はそのタイトルのとおり、その『耐え忍び霞を喰らう』に収録された
「あなたにだかれ こわれはじめる」が重要な鍵となったアルバムだ。
もはや歌謡グラインドコアと言って過言ではないほどに、怒涛のブラストビートの中にも歌いまくっているボーカルだが、
それは攻撃的なハードコアでなくなったことを意味しない。激しい曲はこれまで以上に激しくグラインドコアを表現しているし、
愛や儚さをエモーショナルな咆哮を通して表現する様は激情ハードコアとしても、彼らにしか出せない美しさと破綻感を両立させ、
日本語の侘び寂びの世界を研ぎ澄ませながらジャンルの先へと進んでいく。アルバムの流れも完璧で、
1曲目「ここは悩む場所じゃない」から、13曲目「あなたにだかれ こわれはじめる」まで、
息もつかせぬ歌と演奏が激突する緊張感で貫かれていく。SWARRRMの持つ最大の魅力のひとつは、
この歌と演奏がぶつかり合う中でみせる火花のような瞬間に他ならない。
どちらの強度が欠けても成立しない究極のバランスを保ちながら、
全13曲で彼ら自身が更新し続けた孤高のEMOを表現し切っている。
アルバム収録曲は前述したスプリットEPの収録曲と、3LAコンピレーションCD『ろくろ』への提供曲も収録されているが、
既存リリース音源もすべてミックスやボーカルを入れ替えた別verとなっている。
新曲を含めた楽曲群のバリエーションの幅の広さは、激情ハードコア、グラインドコア、ブラックメタル、
それらのどの文脈ともリンクしながらも独自の音楽を追求し、進化させ続けるSWARRRMという存在は特異さを際立てせている。
加えてこれまでのSWARRRMを追っていたリスナーの意表をつくような楽曲も見逃せない。特に9曲目「血が叫ぶ」は異質で、
カオティック、激情ハードコア、グラインドコアリスナーだけでなく、インディーロックや
ポストロックリスナーにまで訴えかけるノイジーさとポップさを内包したサウンドを作り上げているのも面白い。
2018年以降の国内音楽シーンに投じる一石として、十分過ぎるほどの強度を持った作品として仕上がった本作は、
ハードコアファンのみならず、全ての音楽ファンに聴いて欲しいと自信を持っておすすめできる内容だ。
フレッシュな精神で自身は更新し続けてきたSWARRRMは、常に最新作が最高傑作だ。2018年2月16日発売開始。
3LA-023
2018.02.16
『こわれはじめる』

![]() 【送料無料】 SWARRRM / こわれはじめる 【CD】 |
1. ここは悩む場所じゃない - This is not the place to have a dilemma
2. 遠く はかなく - Far away and ephemeral
3. 愛のうた - Song for love
4. 首輪しゃぶってな - Suck your collar
5. 明日に歌え - Sing for tomorrow
6. 影 - Shadow
7. 夢から - From my dream
8. マーチ - March
9. 血が叫ぶ - Crying of my blood
10. 瞬き - Blink
11. 自由 - Freedom
12. 絆 - Ties
13. あなたにだかれ こわれはじめる - Beginning to break after you hold me